もうすぐ公開の思い出のマーニー
原作読んだのと、試写会に行けそうなので
その辺比較しつつ感想を
ネタバレも含みます
児童文学屈指の名作。思い出のマーニーのあらすじ
ものすごく簡単に言うと
・両親と祖父母を幼い頃に亡くし義理の両親とあんまり仲良く無い女の子が主人公アンナ
・正確には、大人しく内気で少し変わりものな感じ性格の主人公アンナに
義理の両親がちょっと手を焼いてるくらいのイメージ
・アンナは義母が好きではあるがうまく表現できない
・喘息になったりしたので、義理両親宅から、病気で知人の家に田舎に療養に来た主人公
・田舎でも引きこもりがち。友達もできない
・なんだか古びた屋敷を見つけてテンション上がる
・そこは祖父母から聞いた昔話にそっくり
・その屋敷に住む美少女マーニーと友達になる
・でも、田舎町の住人はその美少女マーニーのことを誰一人知らない。見かけたことも無い
って感じのお話
いったいこの美少女マーニーは何者か?
って部分と
引きこもりがちで他人に対して心を閉ざしてる
主人公アンナの成長あたりが主軸の物語になってます
ちなみに何故かこの、思い出のマーニー。
ネット上で少し、ジブリらしくないとか、ホラーっぽい?て噂が流れ気味
先ほど書いたあらすじまではジブリっぽいんですけどね。
途中から徐々にジブリっぽくなくなるんですよねぇ・・・ややホラー地味てくるというか
ただ、ほんのちょっとだけです。そんな心配するほどジブリ感から外れてはいません
結末はかなり感動的ですし
読後感の素晴らしい作品ですし
田舎町の雰囲気とか、登場人物の言動なんかは
ジブリらしいちゃジブリらしいんですが
ホラー要素としては、色々あってマーニーが幽霊なんじゃないか?とか
主人公アンナが空想で生み出した友達なんじゃないか?的な雰囲気を出して来ます
特に、後者の空想上の友達なんじゃね。要素が、ジブリらしくない感じでしょうか
耳をすませば。のような形の空想とはちょっと違いますからねイマジナリーフレンズって
その後の展開としては
ある日突然、マーニーが姿を見せなくなり、しばらくすると古い屋敷な新しい一家が引っ越して来るんですけど
彼らは明らかに生きた人間。田舎町の人にも普通に認識されてる
じゃあそれまでそこにいたマーニーは?・・・・
マーニーとの触れ合いで少し成長してた主人公アンナは、一家とも仲良くなり
古い屋敷から、古い日記を見つけます
どうもその内容を読むと・・・・
日記にマーニーが登場してる?
書かれてる出来事は、マーニーとアンナが経験した出来事にそっくり
ってか日記の持ち主がマーニーっぽい
色々整理すると、マーニーはお化けと言うよりも、
時空を超えて主人公アンナと友達になった過去の少女
って感じのようだと判明
日記を読み進めるとわかったのは
・マーニーは実はアンナの祖母の子供時代
・祖母から聞いた昔話に出てきた屋敷はまさにこの屋敷
・その話に出てきた登場人物はアンナ自身
・時間を超えた祖母との友情物語で主人公は大人になって行った
みたいな話です
話なんですが、解釈次第では時空を超えた友情物語ではなく
おばあちゃんから聞いていた昔話を元に、主人公アンナが作り上げた空想上の友達がマーニーだった
と言う風にも感じられる
てか、多分こっちが正解だったのかな
宮崎はやおとかが、関わっていないジブリとしてはまぁ面白いほうではあると思います
ただ、そんなに名作ってほどでもないかなと
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