ロンドン五輪で日本人初のボクシング金メダリストとなった「村田諒太」（帝拳）
ミドル級の世界タイトルをかけた試合に初挑戦しました
試合結果としては、大方の予想とは違い同級１位のアッサン・エンダム（フランス）に１－２の判定負けとなりました
この判定に納得がいかない という反応がほとんどですね
まぁ当たり前っすけど
ということで、海外のボクシングファンの反応や、公開された採点スコアについてまとめていきます
村田諒太とアッサンエンダムの採点スコアが公開される
まずはこちらをどうぞ
WBAのお偉いさんがツイッター公式アカウントで公開した。村田エンダム戦の採点スコアです
#NDAMvsMURATA scorecards controversial? I want your opinion. @AndyP792 said it was pic.twitter.com/IjQrL98Nsj
— Gilberto J Mendoza (@GilberticoWBA) May 20, 2017
そのツイートにたいする海外ボクシングファンの反応が以下です
How can judges see the fight so differently
— Enzo Maccarinelli (@theRealEnzoMac) May 20, 2017
和訳
このジャッジたちはなぜこのように事実と違う見方が出来るのか
French TV had 10 rounds for Murata. Worst decision of the year
— Rian Scalia (@rian5ca) May 20, 2017
和訳
フランスのテレビでは村田が10ラウンドでポイント取ってると言ってるね。今年最悪のジャッジだ
Même le président de la WBA est embarrassé par le jugement… #NDAMvsMURATA @LaBoxeAvecCanal https://t.co/dOPA3kQ29v
— Thomas.R (@ThomasRbrt) May 20, 2017
和訳
WBAのトップも困ってるジャッジだね
実際に絶対ありえないってレベルの八百長判定なのか？
WBAの採点基準は
１ 有効打のある前進
２ 相手の急所などにクリーンヒット
３ リングジェネラルシップ いわゆる試合の主導権
４ 効果的なディフェンス
と言われています
これらを各ラウンド毎に判定し、優勢だった方に１０点、劣勢に９点
また、ダウンしたら１０−８ ダウン２回で１０−７
となるようにします
ダウンを取った回数がそのまま勝敗に直結するわけではないのです
試合を見ていて受ける印象ほど、ダウンに対する採点評価って高くないんですね
ボクシング全体でもほぼ共通の採点基準なのですが優先順位に差があることもあります
具体的には以下のようなイメージです
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クリーンヒットがあれば、有効打のある前進の回数で劣っていても有利に立てる団体
クリーンヒットよりも、手数の多さとソレに伴う有効打の数が重視される団体
と多少判定基準に差が出ます
今回の試合では、相手選手のエンダムは急所へのクリーンヒットは少なかったですが、積極的にパンチを出していました
そういった点で評価されたのかもしれませんね
ちなみに先程のスコアをみると、村田がダウンを取ったラウンドはちゃんと１０−８で村田が有利な結果になっていますね。ジャッジ３人とも
試合前から判定になったら村田の負になるだろう
とは言われていましたし
今更採点基準ググってきた
クリーンヒット
アグレッシブ
ジェネラルシップ
ディフェンス
ダメージは入らないらしい。ダメージ与えたけど、村田はリングジェネラルシップは奪えてなかったと言える。
エンダムのあの粘りはスポーツマンシップでもなんでもなく、ひたすら勝ちに徹した職人技だった。— 段ボールが本体 (@Himade4tama) May 20, 2017
なんというか、採点基準を見て村田のスタイルが不利なんだと感じた……。
KOを取りに行くスタイルでKO取り切れなかった時点で作戦負けだったのかな。
それに対してエンダムは途中から完全にポイント狙ってた感じだったし。— たけぼー@ランス10ネタバレ解禁中 (@and_noise) May 20, 2017
八百長が絶対になかった。とは言わないが採点基準知らないの騒ぐのはアホ
ツイッターなんかを見てるとダウン取った回数多いし、与えたダメージも村田のほうが絶対多かった
なのにまけるなんでありえない
ってつぶやきが結構あります
でもそういう人って大体こういう世界線をテレビ観戦するくらいのボクシングファンです
採点基準もしりませんし、ラウンド毎の点数の法則も知りません１０−９が基本でダウンで１０−７まで差が広がることとかね
騒ぐ気持ちはわかります
試合を見ていて、どっちが殴り合い強かったと思う？って聞いたら１００人中９０人が村田が強いと言うでしょうしね
ボクシングは興行である以上、エンターテイメント性も考慮して採点基準をすこし変えていく判断も必要なんじゃないかと思います
追記
WBA会長の反応について雑にまとめました。再戦決定？
コメント
１ 有効打のある前進
３ リングジェネラルシップ いわゆる試合の主導権
４ 効果的なディフェンス
どれをとっても村田がほぼ取ってたんですがそれは
手数が違いますので、有効打のある前進なら解釈によってはエンダムが取ってると判定するジャッジが居るのも完全否定はできないです
そして、ラウンドごとのポイントなので主導権に関しては微妙な感じですね
お前は中山や竹原や粟生よりもなんで詳しいんや？
俺はキックとボクシングのどちらもをやってきたけど、このジャッジは明らかにおかしい。
お前は何様なんや？現チャンピイオンや元チャンピオンはテレビで観戦するレベルの人間と同じか？
僕はボクシングに対して、挙げられた方々より詳しい
なんて主張は一度もしてないですよ？
テレビ観戦しかしない。採点ルールも知らないレベルの人間がジャッジに文句言うのはアホです
って話はしましたけど、そのレベルの人に竹原とかが含まれるわけないじゃないですかー
WBAの会長もおかしいって言ってるんですけどね…
会長が世界一のジャッジ
ってわけでもないんですけどね・・・
世界一のジャッジってなんだ？
少なくとも、何百、何千という試合を見てきた人間が言っているのだとしたら
十二分に説得力のある疑問だと思うが
第一、今回のジャッジが世界最高峰のジャッジというわけでもないし
はっきりいってボクシングファンにとっても悪夢のようなジャッジ
ボクシングはつまらないと思われるのが一番悲しい
会長が言ってるからそれすなわち、「ジャッジが絶対にあり得ない判定を下した」という証明にはならない
ってだけの話ですよ
異論があること自体馬鹿げてる。って話はしてないです
誰も今回のジャッジ3人が世界一のジャッジだとは言ってません
が、、世界タイトルマッチに起用される人間が下したジャッジってのもそこそこ説得力があるんですよね
もちろん八尾長や買収を疑う余地も常に存在しますけど
ボクシングはつまらない
ってのは正直言いまして、もう既にみんな思ってますよ
何年も前からです
亀田三兄弟の頃より前からでしょうね
聞きかじりのボクシング論で採点してボクシングつまらないとか言わない
世界中のプロがおかしいと騒いでる事実をもう少し謙虚に受け止めよう
？
僕がボクシングはつまらないスポーツだと言ってるわけではないので、ちょっとコメントの意図がわかんないですけど
曲がりなりにも世界一を決める試合でこういう騒動が起きちゃう事実を謙虚に受け止めて、つまらないスポーツだと世間に思われてるのも謙虚に受け止めたらいいんじゃないすかね？笑
今に始まったことじゃないですし
手数論は今までのこういう事案で往々にして波乱を起こしてきたというだけ
今回はそれには当たらない。手数よりも有効打手打ちよりパワーパンチの原則があるから
フランスのテレビ局の採点でも2つ以外は村田についてるらしいし
twitterでスコア公開してるアナリストらも似たような採点
そのうち出揃うと思うが、これに納得する奇特なボクシングアナリストたちは数えるほどもいないだろう
結局、採点基準の解釈次第ですからね
機械的に決められるようなルールでもないですし
もっとはっきり改善したほうがいいっすね
今回の場合は10-6まで差が開くのでは？
テレビ観戦するくらいのボクシングファンですって煽ってるけど全世界のファンは大体、
テレビ観戦してるファンですよ 自分のほうが上、アピールしてるけど全然そんなことない
今回は誰が見ても村田の勝ちが普通。相手が勝ったとするのが手数多いからってことしか知らない素人意見
テレビ観戦しかしなくて、さらに判定ののルールも知らない人
が判定結果に文句つけるのがおかしい
って話なだけでら別に僕が玄人だって話もしてないんすよね
行間を勝手に作り上げて攻撃されてもw