日本人3人がノーベル物理学賞を受賞した
ってことで日本が大フィーバーですね
三人の中のお一人。中村修二さん
お名前に聞き覚えがあったんで、調べてみたら
一時期日本のニュースでめちゃくちゃ取り上げられてた人でし
その理由が404特許訴訟
日本人3人がノーベル賞
ということになってますが、その内の一人
中村修二さんはアメリカ国籍です
今回の受賞に一番関係ある研究なんかは日本にいた頃にやってた研究ですが
この中村修二さんがアメリカに国籍変えた理由なんじゃないの？
と言われるものの一つとして有名なのが
404特許訴訟
中村修二氏の404特許訴訟とは？日亜化学工業との裁判
もんのすごい簡単に言うと
中村さんがやってた研究で開発した技術から作った商品がすんごい売れて
会社に半端ない利益をもたらしたのに
研究者の中村修二さんには、その対価となる報酬が少なすぎるのが納得いかない
というのと
このまま、だと若手研究者もこうなるから一石投じたい、的な言い分で
中村修二氏が日亜科学工業を相手に裁判始めた
っていうお話です
その裁判の焦点だった特許番号が262404だったんで、俗に404特許訴訟って言われる感じです
この裁判経緯や、周りからの反応
会社からの反応なんかに絶望して日本に嫌気がさしたから、とか
日本企業に就職困難になったから海外での道を求めたとか
言われてますね
404訴訟の簡単な経緯
中村修二氏が会社辞めた後に
・俺の特許で作った商品めっちゃ売れてんだし、もっと俺が報われていいだろ
って理屈で裁判
中村氏の唱える
日亜の青色発光ダイオード商品における404特許の貢献度と
日亜の考える404特許の貢献度に差が大きすぎたことで揉めに揉めます
一審では日亜から中村氏に200億円の支払いが命じられるものの
二審で裁判所から両者に和解勧告が出て、日亜と中村氏が和解して八億円の支払いで決着
決着した後に中村氏が記者会見で
・日本の司法は腐っている
・若い研究者はきちんと対価のもらえるアメリカに来た方がいいと勧めたい
とかなり不満を表明したので話題になりました
和解した時点では既にアメリカに移住してたんですよね
裁判始めてから移住してた記憶があります
当時、中村さんのキャラクターや発言の文言なんかが
ちょっと叩かれてたのを覚えてます
当時の報道や、学者の反応なんかも含めて
http://home.kobe-u.com/kei-ken/resume/111207
は簡単ですがわかりやすいです
このレジュメ作った人のバイアスかかってる部分はありますが、ザッと理解するには十分かなと
もっと詳しく知りたい場合
訴えられた日亜の裁判に対する見解は
コチラが参考になります
ネット上でよく見かける
中村さんへの報酬はたったの2万円ってのは確かデマなはず
今回の受賞で中村さんとケンカしたの日亜の反応は
ノーベル物理学賞を受賞した中村氏がかつて所属していた日亜化学は７日、「日本人がノーベル賞を受賞したことは大変喜ばしい。とりわけ、受賞理由が中村氏を含む多くの日亜化学社員と企業努力によって実現した青色ＬＥＤであることは誇らしい」とコメントした。
引用元
http://www.sankei.com/smp/west/news/141007/wst1410070053-s.html
って感じのようですねw
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