NHK・クローズアップ現代で特集されたビットコイン
次世代の仮想通貨になるのか?と数年前から話題です
日本で以前問題となった円天と同一視してしまう人が多いので違いをザックリと説明してみます
本当にざっくりですが
円天とは
とある会社Aが発明・発行した仮想通貨です
その会社の開催してるバザーやセール会場でのみ使えるお金って感じ
会社の名前は忘れました。円天でググればすぐ見つかるはず
10万円を会社Aに納めれば、10万『円天』が、会社Aから発行されます
収めた10万円を1年後に、収めたままにしておけば、もう一回10万『円天』がもらえます
これが8年続きますって触れ込みでした
ビットコインとの違い
すごく簡単に言うと
どっかの企業が胴元になって、お金と交換に発行してたのが円天
胴元は存在せず、今現在ビットコインを持ってるユーザーどうしの価値相場によって決定された金額で現実通貨と交換できるのがビットコイン
株相場みたいな感じで、交換レートが決まるので、胴元の鶴の一声で価値が倍増とか半減とかは理論上ないんですよね
また、その気になればだれでもビットコインの発行元になることが出来ます
パソコンつかって、数学計算をおこないその結果によって数枚を。ですが
だれでも、発行元になれるので、どっかの誰かが胴元として大もうけってのも理論上できないようになっているのが違い
この仕組みの詳しい説明はこちら
http://gigazine.net/news/20131007-what-is-bitcoin/
ビットコインのスタートは?
サトシナカモトって名前でネット上に、仕組みとルールが公開されたあと
それに賛同した世界中のプログラマーたちが 有 志 で完成させたものです
サトシナカモトの正体が不明であること。完成への経緯のなかで、なにかしらの営利企業が関係した形跡がないということ
これが、胡散臭さを強めると同時に、ユーザー間での価値相場決定を真実っぽくさせているという
2つの相反する効果を生んでいる感じがあります
今回ニュースになっているビットコイン取引所のマウントゴックスは
円天のケースで例えるなら
円天の運営会社とは完全に別の会社が
円天を所持してる人同士の円天のやりとりを仲介していた会社になります
マウントゴックスが民事再生申請したからといって
ビットコインそのものが倒産とか破綻したってわけではありません
だってマウントゴックスは、ビットコインの発行元でもなければ、ビットコインのシステムを運営してるわけでもないんですから
円天が破綻した時は
円天の発行元であり円天を利用可能な世界で一つのマーケットだった運営会社の資金繰りが焦げ付いたから破綻しました
今回のマウントゴックスは、ビットコインの取引を仲介していた会社の一つが潰れただけです
ビットコインを利用できる場所はまだまだ世界中にありますし
取引所も残っています
現金をビットコインに変えるという行為への信頼が落ちるのは間違いありませんが
ビットコインそのものの信頼はおそらく、ちゃんと仕組みを理解しているビットコイン利用者からすればさほど変わりません
何故なら、今回破綻したマウントゴックスは、数年前から資金繰りも少し厳しくなっていたのは周知の事実であり
また、ハッカーにつけ込まれた原因に関しても、二年前から問題視されており
他の取引所ではとっくに対策をしていた部分だったからです
ビットコインを円天に例えるのは無知であると思います
しかしながら今回話題になってる民事再生申請したマウントゴックスを、円天の発行元であったL&Gに例えるのは近いと言えますね
本当にざっくりとした説明ですが参考になりましたら、ぜひツイッターやFBでシェアして下さい
コメント