羽生結弦の中国杯フリーの高得点採点がおかしいと話題。不正八百長は事実なのか？

本番直前の公式練習で、中国選手と衝突
流血と脳震盪？気味の症状から棄権すると思われてた羽生結弦さんが
フリースタイルに強行出場
最終滑走のオフトゥン選手の出番直前の段階でなんと暫定一位！！
しかし、ジャンプで転倒連発したのに得点高すぎない？と話題に

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追記ここまで

話題になった経緯、流れとしては

公式練習で羽生選手と中国人選手が衝突
羽生選手の方が見た感じダメージ明らかにデカイ
相手が中国人ってのも作用して

ワザと衝突してきたんじゃね？とかいう心ない邪推をする人たちがチラホラと出てくる

そういう人たち含めいろんな人がフリースタイルの演技を見る
頑張ってたし感動的だけど、見た目上位明らかなミス
ジャンプで転倒なんかが目立った
にも関わらず、高得点
前日の演技との合計点で暫定一位！！
残すは最終滑走の選手だけ

という状況で
この羽生の高得点は温情からくる同情高得点だ！！
みたいに思う人が続発。ツイッターでもそういう呟きが続発

って感じです

さて実際のところどうなんでしよう

羽生選手の中国杯フリー得点は妥当ちゃ妥当

元々、このグランプリシリーズの各地域での試合って
五輪のメダル級選手は2.3人くらいしか出ませんからね
下位の選手は五輪代表に入れないくらいのレベルになるわけですから
相対的に。今回の羽生選手のミスが目立った演技でも上位になったというわけですね

正確な数字はすぐには出せませんけど
羽生選手の自己ベストが180後半か190代あたり
ソチ五輪ので金取った時が170代
今回は158点くらい

演技構成にもよりますが
彼の過去の得点から考えると決して高くはないんですよね

自己ベスト出したとしてもこの得点に及ばない選手も中国杯にはちらほら居たはず

羽生くんの得点に不思議がる人もいるだろうが、ジャンプが全て認定されてる時点でもともと技術点が高いんだから、あの得点は妥当なんだよね。採点勉強してから批判してほしい。

— donald (@tari_hana_hako) November 8, 2014

大雑把な説明になりますが

各選手ごとに演技の内容が違うわけですが
繰り出す技ごとに、もらえる得点が決まってます
例えば3回転ジャンプ
大成功なら15と6点
成功なら11点
ちょっと失敗なら7点

(実際の得点とは違います。イメージしやすいように12点とかにしてます)

4回転ジャンプなら
大成功20点
成功13点
ちょっと失敗 10点
みたいな感じ

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羽生選手の演技に組み込まれてた技
特にジャンプが難易度高めだったので、失敗して減点されてももらえる点数が他の選手に比べて高いってのも原因の一つです

極端な話をすれば
とある選手Aが完全にノーミスで演技をこなしても、その演技構成の技の難易度次第では
ミスを何回かした他の選手Bの難易度高めな技で固められた演技に
最初から得点及ばないってケースもありえなくはないのです

実際に羽生選手の得点は
演技構成をほぼノーミスでこなした場合に計算上出てくる点数よりはだいぶ低めです
ジャンプミス(というか着地ミス)の減点もされてます

ただ、疑問が残る部分としては
4回転ジャンプが一応認定されてる部分に関して
認定されてること自体がおかしい
という義論はありるかもしれません
認定されなかったとしたらもっと得点下がりますからね

フィギュアスケートは採点が不透明なイメージが強いので
こういう話になりやすいってのもあるかも

結局のところ
ルール上は問題ない範囲でつけられた得点と言えます
問題視されるべきなのは、採点ルールそのものじゃないかなと

いくら4回回れてても着地ミスってたら大きく減点していいんじゃねえの？的な
でもそうなると、着地成功確実な3回転ばかり皆飛ぶよね的な懸念もあるし
って感じでルールが追いついてないというかなんというか

結論として
羽生選手の得点はフィギュアの採点ルールとしては逸脱してはいない

しかしルールをあんまり知らない人が見ると高得点に感じるのも仕方ないようなルールがおかしい
という見方もあるってとこですかね

ちなみに海外では日本ほどは高得点に疑問は出てません
日本ほどは、です

採点競技だからですかね

そんな羽生選手の負傷おしての強行出場に対する海外の反応をまとめてみました